北海道の弟子屈(てしかが)町にある川湯温泉。調べてみると気になるワードが出てきました。
まず温泉街全体で「源泉かけ流し宣言」をしているということ。
そしてもう一つ気になるのが「川湯温泉は釘が溶ける温泉」という話。
源泉かけ流し宣言に釘が溶ける温泉・・・一体どんな温泉なんでしょうか?
この記事では川湯温泉に興味がある方のために川湯温泉がどんな温泉なのか、そしてぜひ行ってみたい!と思った方のために川湯温泉人気のホテルをご紹介します。
そして川湯温泉に来たのなら、網走(あばしり)にも足をのばして観光してみてはいかがでしょうか?
北海道弟子屈町・川湯温泉の人気ホテルをご紹介!

温泉の川があったり釘が溶けたり、川湯温泉って面白いね♪ちょっと行ってみたいかも。

それならいいホテル、紹介しちゃうよ♪
ホテルその1 お宿 欣喜湯(きんきゆ)
引用:お宿欣喜湯公式サイト
お宿 欣喜湯は創業から70年を超える老舗旅館です。
観光客だけでなく地元の方にも人気のあるここの温泉は、飲泉もできて便通や貧血に効果があることを医学的にも証明されているんです!

でも酸性だから味はものすごく酸っぱいんだって。

酸っぱいのか~酸っぱい味が苦手だとちょっと飲みづらいかな?

無理に飲まなくてもいいけど、興味があるなら一口二口でもいいよ。量を多く飲めばいいってものじゃないからね。
温泉
欣喜湯の温泉は露天風呂はなく内風呂のみですが、2階建ての吹き抜けになった広い空間の大浴場になっています。
複数ある浴槽も温度が、「低温・中温・高温」と分かれていて好みや体調にあわせて選べます。何ともうれしい仕組みですね~。

しかもここの温泉は加水してないの!
源泉かけ流しと表記されていても、温度調節のために加水している温泉はあるんですが、川湯温泉は「熱交換器」という機械でお湯の温度調節しています。
だから加水しなくてもちょうどいい温度の温泉に入れるんです。

つまり本当に源泉100%の温泉なんだな!

源泉そのままの生きた温泉に入れるんだね♪
料理
欣喜湯の料理は旬の食材にこだわった「和食会席料理」が堪能できます。

旬なだけじゃなくて新鮮とれたてな食材も使ってるから、その時期にしか食べれない料理もあるの。

旬で新鮮な料理が食べられるって、実は一番の贅沢なんじゃないかな。
夕食
春から秋は山の幸、冬は海の幸を中心にしたメニューになっていて、北海道産の和牛陶板焼きや近海で獲れた魚介の刺身盛りなど豪華な会席料理が堪能できます。
会席料理以外に毛ガニやキンキの塩焼きなども追加可能です。
朝食
朝食は60品以上のバイキングか和食のセットメニューどちらかになります。
料理長が目の前で焼く出来立ての玉子焼きに道東の少し濃いめに味付けされた魚料理など朝食もかなり豪華になっています。
TEL:015-483-2211
お宿 欣喜湯へのアクセス方法
JR川湯温泉駅からバス
↓
阿寒バス川湯線・大鵬相撲記念館前(川湯温泉)行
↓
郵便局前で下車
↓
そこから徒歩1分。
所要時間は4分、運賃は290円です。
ホテルその2 名湯の森ホテル きたふくろう
名湯の森ホテル きたふくろうはラウンジや露天風呂から見える原生林が特徴の、まさに「名湯の森」の名の通り木々に囲まれたホテルです。
原生林には野鳥やリスもいるので、もしかしたら見られるかもしれませんよ~。

このホテルの館内にはふくろうがあちこちに居るんだって。それを探すのもこのホテルの楽しみ方みたいだよ。

ディズニーランドの隠れミッキーみたいだね♪
温泉

きたふくろうも、もちろん100%源泉かけ流しの温泉だよ。
きたふくろうの温泉は大浴場と露天風呂が2つずつあります。
そのどちらからも原生林の景色を眺められ、夏は森林浴、秋は紅葉、冬は雪景色が見られるのでどの時期に行ってもすてきな景色を楽しむことができるんです!
もしかしたら、温泉からも小動物がみられるかもしれませんね!

温泉に入って原生林の景色を見て・・・心も体も癒されちゃうね~♪

何時間でも入っていたいな!

それはさすがにのぼせちゃうよ・・・。
そもそもきたふくろうの温泉はお湯の温度が高めなので長風呂は難しいかもしれません。ですがその熱さが通には好評なんだそうですよ。
料理
きたふくろうでも新鮮な魚介、旬のお野菜を使った料理を味わえます。

せっかくの北海道だし、やっぱり北海道ならではの料理は食べたいな~。
夕食
夕食は地元の食材をたくさん使った、ボリューミーな会席料理「ふくろう御膳」やちょっとデラックスな季節の会席料理「色彩御膳」などがあります。
どれも料理長が厳選した食材を使っていて、献立も料理長お任せ♪
夕食をとるのは2階にある3ヶ所のお食事処です。個室タイプになってたり掘りごたつになっていたりするので、プライベートな空間でゆったりくつろいで食事をとることができます。
朝食
朝食はバイキング形式になっています。
こちらも地元の食材を使っていて、卵に海産物の佃煮、納豆など和朝食の定番メニューや朝はパン派の人にもうれしい洋食メニューも用意されています。
また日によってはバイキングではなく和食膳になる場合もあるようです。きたふくろうは旬の新鮮な食材にこだわっているので、その日の食材によって臨機応変に対応しているのかもしれませんね。
TEL:015-483-2960
名湯の森 きたふくろうへのアクセス方法
JR川湯温泉駅からバス
↓
阿寒バス川湯線・大鵬相撲記念館前(川湯温泉)行
↓
役所支所前で下車
↓
そこから徒歩3分。
所要時間は6分、運賃は290円です。
川湯温泉に来たら網走にも行ってみよう!観光スポットをご紹介!
川湯温泉で温泉を満喫するだけじゃなく、やっぱり観光もしたいですよね~。
川湯温泉にも観光名所はありますが、どうせなら網走(あばしり)まで足を伸ばしちゃいましょう!

網走ってどんなとこ?

川湯温泉から網走まではJRで約1時間30分かかるけど、JR1本で行けるから乗り換えの手間はないよ。
網走へのアクセス方法
JR川湯温泉駅からJR網走駅までは釧網本線(網走行)で行けます。
網走行は1日5本のみなのであらかじめ時刻を確認しておきましょう。
運賃は1,890円です。
網走観光その1 能取岬
先程の話にも出てきた流氷は、網走の見どころの1つになっています。

流氷って海にプカプカ浮いてる氷のことだよね。

そうだよ。その氷がシーズン中オホーツク海を覆い尽くして一面真っ白になるの!
網走でも流氷が見られるポイントはいくつかありますが、その中でもおすすめは「能取岬(のとろみさき)」です。
能取岬は網走市中心から北にある岬で、岬の先にはシマシマの灯台もあります。
【能取岬のおすすめポイント】
- 能取岬は積雪が少ないので散策がしやすい。(強い海風が雪を吹き飛ばしてしまうため)
- 入場無料なので流氷が見放題。
- 断崖から見渡す一面の流氷は絶景。

それと能取岬は、JALのCMでアイドルグループの「嵐」がロケをした場所なんだよ。
そのCMがこちらです↓

あっ!このCMみたことある!ここ能取岬なんだ~。

このCMみたいに、あったかい時期は草原と花畑で植物と触れ合うこともできるんだ。
能取岬で北海道の四季の自然を満喫しつつ、嵐のように遠近法の写真を撮るのも楽しそうですね。
網走観光その2 博物館 網走監獄
引用:網走市観光協会公式サイト
博物館 網走監獄は「網走刑務所」の旧建築物を移築して公開している博物館です。

網走刑務所は北海道の開拓に関わってたんだね。

その北海道開拓時代の建物を移築・復元して公開しているのが博物館 網走監獄なの。
網走監獄では
- 重要文化財や登録無形文化財にも登録されている当時の建物
- 「中央道路の開削」をテーマにした体感シアター
などなど当時を感じられる施設や展示物がさまざまあります。
また現在の網走刑務所で食べられている監獄食を再現した昼食も食べられます。献立は麦飯に焼き魚、みそ汁とシンプルですが、味は「意外とおいしい」と評判のようですよ。
弟子屈町には、ほかにも温泉がたくさんあります。中でも、最近人気が急上昇の「川湯温泉」はおすすめです!
同じ弟子屈町にある温泉です。ゆっくりスケジュール計画の方は、温泉巡りを楽しめるとおもいますよ~♪


北海道弟子屈町・川湯温泉とは?
弟子屈町は道東の中心地にある温泉と湖で有名な町です。そして川湯温泉は弟子屈町北東部にある温泉地です。

弟子屈町には温泉地がいくつかあって、川湯温泉はそのうちの一つなの。
川湯温泉は温泉街全体で「源泉かけ流し宣言」をしていて、この宣言は温泉街すべての施設が源泉かけ流しということを示しています。
つまりどこの施設で入ってもすべてが源泉かけ流しなんです!
すべて源泉かけ流しにできるほど川湯温泉はとても湯量が豊富なんですね。その証拠に川湯温泉街の中を流れる川も実は温泉なんです!

温泉の川なの!すごーい!ほんとにお湯がいっぱいなんだね。
そして川湯温泉は日本でもめずらしい強酸性を持った温泉なんです。
泉質と効能はこちら↓
酸性硫化水素泉・酸性硫黄泉
効能
リウマチ・神経痛・皮膚病・切り傷・糖尿病(飲泉)
酸性を持っているだけでなく酸性度が高い温泉なんですね。
どれぐらい高いかというと、なんと五寸釘も1~2週間ほどで溶かしてしまうほどの酸性度をもっているんです!!

釘溶けちゃうの!?私入って大丈夫、溶けない!?

大丈夫だよ、溶けないよ(笑)
人は溶けませんが!酸なので目や傷にしみたり、時計やアクセサリーが腐食して黒ずんだりすることはあります。
なので、目に入らないよう気をつけたり、時計やアクセサリーは外しておくようにしましょう。

ただ川湯温泉は切り傷にもいいから、傷にしみるのは一概に悪いとは言えないかな?
弟子屈町には、ほかにも温泉がたくさんあります。中でも、最近人気が急上昇の「川湯温泉」はおすすめです!
同じ弟子屈町にある温泉です。ゆっくりスケジュール計画の方は、温泉巡りを楽しめるとおもいますよ~♪


まとめ
- 川湯温泉は北海道弟子屈市にある「源泉かけ流し宣言」をしている温泉地
- お宿欣喜湯は70年続く老舗で2階建ての吹き抜け大浴場がある
- 名湯の森ホテルきたふくろうはラウンジや温泉から原生林を眺めることができる
- 網走は流氷が見られる能取岬や北海道開拓の遺産網走監獄がおすすめ
川湯温泉はどこの温泉に入っても源泉かけ流しの温泉に入れるんですね~。釘が溶けてします泉質にも驚きました!!
網走も北海道の自然や歴史に触れられる観光スポットにはかなり興味をそそられましたよ!
北海道の魅力を味わえる川湯温泉+網走はおすすめの組み合わせです。ぜひ1度訪れてみてください。
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