北海道の雲海が数年前から人気になってます。
実は私はまだ、見に行ったことがないので今年こそは見に行こう!と毎年思いながら行けていません。同じように考えてらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
もし、雲海をみるために旅行を考えている方がいるのでしたら、先にお伝えしておきたいことがあります。
それは、いつでも見られるわけではない。
ということです。シーズンがあるんです。
では、いつから見れるようになるか知っていますか?
今回は、雲海のシーズンと人気の名所で混雑して見れなかった!ということのないように、穴場スポットもご紹介します。
北海道の雲海 シーズンはいつから?
その年の気候によって変わってきますが、一般的には5月から始まるといわれています。雪のない季節ということですね。つまり・・・
5月~10月頃まで!!
と、いうことになります。
その年の気候によって違うので、少し幅広ろめな期間でお伝えしてみました!
実際の見ごろとしては、6月~9月が良く見れるみたいです。観光としては、大人気の季節!

意外と期間は長いんだね~
でも、いつ行っても見られるわけじゃないんでしょ?そんなようなこと言ってたよね?

もしそうなら、期間が長くてもいつ行ったらいいのかわからないよね。
確かに、必ず見れるわけではない。
と思うと、いつ行けばいいのか不安になりますよね。私も、そう思うと腰が重くなってしまって、行きそびれてしまうんです。
しかも、どんな時に見れるのか、整理出来ていないのです。
そこで!!
今回はこれを機に、調べました。その条件を簡単に説明したいと思います!
これで、見逃すこともなくなると思うと、私も見に行けるかもとワクワクします!
北海道の雲海 発生する条件は?
◆雲海の条件
- 春や秋など比較的、気温が低い季節。
- 地面の水蒸気が冷えて、上空の空気の流れもないこと。(つまり、霧が出来やすい状況)
- 早朝(夜明け頃)が多い(1、と同じく気温が低いことが考えられます)
- 前日と当日の早朝の気温差があると期待できる
すっごく簡単に4つにまとめてみました。そして、わかったことがあります。
これって、条件があうことを祈って行くしかないんじゃない?っていうくらい天気任せな感じですよね。
でも、よーーーく考えてみると北海道では、
6月~9月までは条件が揃いやすい時期
と、なるんです!!

簡単にいうと、雲海というのは山の上から見られる大きな霧の塊。それが、山の途中でとどまっている。という感じでしょう。
霧もしくは雲が発生しやすい状況が、気温が低くなっている時や前の日との気温差がある時。なので、そういう時に見える確率が高くなるんだと思います。

そっか。霧の塊ね~。
じゃあさ、霧が多い釧路とかは?摩周湖とか、霧がすごいっていうじゃない?
残念ながら、釧路は海沿いなので山から見下ろしてみることが出来ないのです。なので、雲海を見ることは難しい。ただ、霧に包まれやすいというだけなんです。
釧路は基本的に海が近いので、気温が低くなりやすい。だから、地面の水蒸気も冷える事が多い。という事なのかもしれませんね。
でも、そう考えてみると摩周湖がいつも霧がかっているのは、納得できるような気がします。

前に釧路に行った時、夏(お盆)だったけど、釧路駅前にうっすらと霧がかかっていました。
そして、本当に夏?と思うほど寒かったです。
雲海の名所は、山や峠の標高が高いところが多いと思います。
でも結局、条件が揃っていないと、逆に山全体が霧に包まれちゃうという事もあります。(山が雲の中に埋もれちゃう?)
そういう時は、山や峠が摩周湖状態になって真っ白ということですね。
雲海の条件や場所って、考えてをみると気温が低い場所と思うんです。時間帯も早朝に見られることが多いようです。
短時間でも風邪をひかないように暖かい服装で見に行きましょう!

ヒートテックは必需品!
もしくは、上に羽織れるカーディガンや少し厚手のストールがあるといいかもしれませんね。念のため、カイロの準備も!
人気の雲海スポットに行ってみたい!という方は、ツアーを利用すると移動も楽になるのでおすすめです。詳しくは、こちらにまとめてあります。
北海道の雲海 おすすめ穴場スポット
先ほどの条件を見ていろいろ考えてみると、全国的に見ても雲海は山岳地帯が多いことになりますよね。北海道の山岳地帯で、さらに雲海の条件を考えた結果。
私がたどり着いたのは、北海道の東側「道東」でした。
実際、人気スポットの十勝のトマムも一応、道東に入るのでちょっと自信持ってます。道東というと、「どこ?」「東側って端っこじゃん」みたいに思われるかもしれません。
実際には、北海道の真ん中にある十勝連峰(大雪山)から東側にあたる地域になります。

それって、広すぎない?
そうなんです!!実は道東は、かなり広いんです。
網走や北見も道東に入るくらい広いんです。そして、十勝連峰付近や霧が発生しやすい地域になります。

十勝連峰は、標高も高いので雲海にはピッタリの条件ですよね。
人気が出るのもわかる気がします。
有名スポットの雲海テラスでは、人気があるため混雑していることもあるようです。
そこで!!
ゆっくり雲海を楽しみたい方のために穴場を見つけてきました!
◆雲海をゆっくり堪能できる
- 美幌峠(道の駅にもなっている人気の場所)
- 津別峠(絶景を楽しめる隠れた名所で最近人気が出てきている場所)
道東の絶景も一望できる 美幌峠展望台
北海道網走郡にある美幌町と弟子屈町の間にある峠で、標高は低めです。
でも、峠のすぐ下にある屈斜路湖が見えるだけでなく、北海道の自然を一望できる絶景スポットなんですよ!
晴れていた時の景色は、北海道三大絶景に入るとまで言われています。

美幌峠という名前の歌もあるんですよ~
昭和の歌姫と呼ばれ、あの超大物有名人の歌です。歌詞が石碑になっていたり、歌も流れています。それを見るだけでも価値があるような気がしてきます。
美幌峠も霧が多く、晴れていることが少ないと言われています。
でも、それが雲海の穴場スポットになっている理由でもあります。

霧が、雲海になるってことだよね?

そうそう!!
知り合いの人から聞いた話なんだけど
「偶然だけど、休憩するためにたまたま峠に停まったら偶然、雲海が見れた!」って言ってた!
美幌峠には雲海チャンス!!が、あるいうことです。

私は8月に行ってきましたが、予想以上に霧がひどくて・・・。
雲海どころか、摩周湖状態で周りは何も見えないくらい真っ白でした。かろうじて、美幌の特産品でもある熊笹は見れるくらいの霧でした。
美幌峠へ行ってきた、体験談をまとめてあります。詳しくは、こちらをご覧ください。
道の駅にもなっている美幌峠
美幌峠は、長距離ドライバーさんたちの憩いの場となっていたり、昭和の歌姫効果と晴れていた時には絶景が見えるということで、人気が出てついに道の駅になったくらいです。
寒くなってきたら道の駅の中で、北海道産の揚げたてほっかほか~のあげいもを食べて温まってください。
ちなみに、私の中での記憶が確かであれば・・・
中山峠よりも先に美幌峠の方が先にあげいもを売っていたような気がします。
けっこう大きめのじゃがいもが3つも串に刺さってますが、1個ずつでも買えるので食べきれる分だけ買うことも出来ます。

小さな子供や少食の人には、1個ずつ買えるのはありがたいよね。

じゃがいもって、けっこうお腹にたまってくるからね。
そうなんですよね。美味しいにおいに釣られて、つい3つの串で買ってしまうんです。でも結局、1個半くらいでお腹いっぱいで残しちゃったりします。
みんなで分け合って食べるか、1個で買うか。どちらかにするのがベストだと思います。
あげいもはもちろん、おすすめですが・・・。私としては、やっぱり雲海を楽しみに行ってほしいです。
もし雲海の条件に合わなくて、晴れていても絶景が楽しめるので、一度は行ってみてほしい場所です。
密かに人気上昇中 津別峠展望台
北海道網走郡にある津別町と弟子屈町の間にある峠です。
津別峠からも、屈斜路湖や道東の景色を見ることが出来ます。美幌町と津別町はバスで行けるくらい近い距離です。
網走管内の峠で屈斜路湖にも近いけど、見える角度が違うんです。雰囲気も変わるし、すこし違った景色が楽しめるので美幌峠も津別峠も人気があります。

2ヵ所とも近いなら、どっちも行けるかな?
もし、見れなくてもあげいも目当てに変えようかな。

時間に余裕があれば、どっちも行けると思う。
美幌と津別は、隣町だし!!
津別峠では、屈斜路湖や周りの山を景色を眺められるのですが、道の駅などはないんです。だからこそ、今はまだ一部の人にしか知られていない隠れスポット。
そして、美幌峠より少し高い峠になります。と、言うことは・・・?
雲海チャンスの隠れスポット!!!
実は、すでに津別峠を知っている少数の人達から、少しずつ口コミなどで広まってきています。霧がかかっていることが多いのですが、雲海チャンスは高いと思います!!
雲海スポットとして人気が急上昇する前に、ゆっくり見れるのは今。まさに、チャンスだと思います。

トマムのように人気殺到となる前に!!
雲海を見に行って、たっぷり堪能してみてください。
展望台があるのでゆっくり見れると思いますが、寒さ対策はしておいた方がいいと思います。
雲海スポットとしては、どちらかというと津別峠の方が人気が高まってきています。
私としては、せっかくなのでいろいろ楽しめる美幌峠も捨てがたいですが、実際には観光目的に合わせてどちらに行くか決めてみてくださいね。
やっぱり、人気の雲海スポットに行ってみたい!という方は、ツアーを利用すると移動も楽になるのでおすすめです。詳しくは、こちらにまとめてあります。
まとめ
- 北海道の雲海シーズンは5月から。雪が降るまでの10月頃まで。
- 雲海を見るには条件がある。
- 雲海が見られる条件は道東に多い。
- 美幌峠と津別峠は今が狙い目!
雲海シーズンが、5月から始まるなら運が良ければゴールデンウイークに見ることが出来るかもしれませんね。
実際には、夏に見たという方もいますし、春より秋の方が見れるという方もいます。夏の暑い日に雲海の見れる道東で避暑というのもいいかもしれないですね。
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