函館山の夜景や赤レンガ倉庫などで有名な観光地函館は、毎年道内外から約500万人の観光客が訪れています。この数は北海道の人口にも匹敵するんですよ。
道内の方が函館に行く場合はJRやバスといった交通機関で行くことが多いでしょうが、道外から行く場合一番多いのはやはり飛行機のようです。
そのため北海道の空の玄関口である新千歳空港にも毎年大勢の観光客が飛行機でやってきてそこから函館に行くという方も少なくありません。
ですが、新千歳空港から函館までの距離が少々離れていたり行く方法が車やJRなど複数あったりするので、「一番早く着くのは?」「一番安い移動手段はどれ?」などいちいち調べるのも大変ですよね。
なのでこの記事では新千歳空港から函館までのアクセス方法と移動時間をご紹介します。
新千歳空港→函館までのアクセス方法
新千歳空港から函館までの主な移動手段は「車・バス・JR」です。
それぞれ移動時間や交通費も違うので、その時の予定や予算などによって変えてもいいでしょう。

新千歳空港から函館まで距離が300km近くあるから、どの移動手段も長時間の移動になるよ~。
車で行くには?
新千歳空港から函館まで車で行くには、高速の「道央自動車道」に乗って函館を目指します。
道道130号→道道1091号→道道1175号→新千歳空港IC→道央自動車道→大沼公園IC→道道149号→国道5号→函館
まず空港から道道130号、道道1091号、道道1175号を経由して「新千歳空港IC」まで行きます。ここまで車で約10分です。
そして新千歳空港ICから道央自動車道に乗って「大沼公園IC」で高速を降り、そこから道道149号と国道5号を進めば函館駅に到着します。
高速料金は5,350円、所要時間はおよそ3時間半~4時間です。

結構時間かかるね、道路状況によっては4時間超えそう・・・。

冬は雪とかも影響するから、時間に余裕を持ってた方がいいかも。
また一般道で行く方法もあります。一般道だと高速料金はもちろんかかりませんがこちらは5時間~6時間かかるので、かなりの長距離移動になるでしょう。

長時間ずっと運転するって考えるとほかの交通機関使った方が良くないか?
たしかに、休憩を挟んでも疲れそうですね・・・。
ですが、函館に行く途中には長万部や有珠山、一般道だと支笏湖や洞爺湖などの観光地の近くを通るので、函館までの道すがらにも観光地巡りができます。
なので「函館だけじゃなくほかの観光地にも行きたい!」という方には車がおすすめです。

車だからほかの乗り物より観光地をまわりやすいもんね。
函館まではレンタカーを利用しよう
新千歳空港から車で行く場合、おそらく自家用車よりレンタカーが多いのではないでしょうか?

たしかに観光で来てたりすると、自家用車はあんまり使わないかな?
新千歳空港には大小あわせて20以上のレンタカー会社があります。日帰りだと最安約4,000円からと、格安でレンタルできる店舗も多数あって利用しやすくなっていますよ。
バスで行くには?
引用:Wikipedia
函館までバスで行くことは可能ですが、今回紹介するアクセス方法の中で一番時間がかかります。

その時の天候にも左右されるけど、およそ5時間半~6時間以上かかるの。

バスも車みたいに余裕を持ってた方がよさそうだね。
まず函館までの行き方には
2・同じく空港から「大谷地経由」で函館へ行く
この2つがあります。
札幌経由で行く場合
新千歳空港バスターミナルの国内線14番と22番乗り場もしくは国際線84番から「札幌都心(福住駅経由)」か「札幌都心直行便」に乗って「札幌駅前」で降車します。ここまでの運賃は1,100円です。
札幌駅前で降りたら、そこから西に歩いて右折したところにある「札幌駅前北4西3」の停留所で「函館特急ニュースター号」に乗り函館駅前ターミナルに向かいます。

ニュースター号は予約制で函館までの運賃は4,600円、空港からの運賃と合計すると5,700円になるよ。
また、もう一つ札幌駅前バスターミナル16番乗り場から出ている「高速はこだて号」でも行くこともできるんです。
高速はこだて号もニュースター号同様予約制で運賃はちょっとだけ高い4,810円、空港からの合計5,910円になります。

どちらも所要時間は大体同じだよ。違うのはルートと運賃かな?
大谷地経由で行く場合
大谷地経由で行くには、まず新千歳空港バスターミナル国内線13番か22番、国際線84番から出ている「地下鉄大谷地駅」行のバスに乗って地下鉄大谷地駅で降ります。
ここまでで運賃1,000円になります、札幌行より100円安いですね。
そして、降りたらそのすぐそばにある「大谷地バスターミナル」の6番乗り場から高速はこだて号に乗ります。運賃は札幌からと同じ4,810円です。
後は札幌経由と同じように函館駅前バスターミナルで降りれば函館に到着、合計5,810円の運賃になります!

どのルートも車より若干高いぐらいなんだね。でも、一日の4分の1をバスの中で過ごすって考えるとちょっとしんどそう。
ですが車は免許がいることを考えると、バスでのアクセスは「とにかく安くすませたいけど免許を持っていない」という方にはおすすめです。
JRで行くには?
新千歳空港には「JR新千歳空港駅」が空港の地下にあります。いわゆる地下駅ですね。

新千歳空港駅は北海道唯一の地下駅であり、日本で最も東にある駅でもあるんだよ。
新千歳空港駅から函館まで一本で行ける電車はないので、途中で乗り換えることになります。
まず新千歳空港駅から「JR千歳線 快速エアポート203号札幌行」で「JR南千歳駅」まで行きます。ここまでの所要時間は30分、運賃は310円です。(指定席の場合は+520円かかります)
そして南千歳駅で「JR千歳線 特急スーパー北斗24号 函館行」に乗り換えて行けばJR函館駅に到着します。運賃は合計で7,590円です。
所要時間は約3時間半かかりますが、車やバスよりも早いので「なるべく早く函館に行きたい時」はJRがおすすめですね。
新千歳空港から函館まで一番早いのは実は飛行機!?

ここまで解説した中で一番早く着くのはJRだったよね。

うん。たしかそうだったと思うけど。
実は新千歳空港から函館空港まで飛行機で行って、そこからバスやJRを使って函館に行けば、なんと最短2時間で着くことができるんです!

えっ!本当!
ですが、飛行機はほかと比べると19,780円とかなり高額になるのであまりおすすめしません。
急いでいる時は別として、それ以外の時はなるべく車、JR、バスのどれかで行く方がいいでしょう。




まとめ
- 主な移動手段は車、バス、JR
- 車は高速料金5,340円、時間は3時間半~4時間
- バスは運賃5,700円~5,910円、時間は5時間半~6時間以上
- JRは運賃7,590円、時間は3時間半
所要時間が早い順だとJR>車>バス、料金の安い順だと車>バス>JRでしたね。(飛行機は別として)
道内の移動でも最長6時間以上かかるとは・・・さすがは北海道、広いですね・・・。
空港からでもかなりの距離がありますが、それでも函館にある観光名所はどれも一見の価値ありです!
ぜひ一度函館に足を運んでみてください!!


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